全米ヨガアライアンス RYT200Ⓡとは
RYT200とは?
RYT200とは全米ヨガアライアンス認定スクールRYS200で全米ヨガアライアンスの規定に沿った学びを修了し、全米ヨガアライアンスにRYT200の修了証を申請、登録、完了をして初めてRYT200を名乗ることができる国際的ライセンス的位置づけのヨガインストラクター資格です。
ヨガインストラクターに一定レベルのスキルを設けるため1990年代にアメリカで設立されたのが非営利団体・全米ヨガアライアンスです。
世界共通ライセンスともいえるヨガインストラクター資格であり2024年現在世界に約8万人の全米ヨガアライアンス認定講師RYTヨガインストラクターがいます。
RYT200になるためには
全米ヨガアライアンスで認めれられている認定スクールRYS200で学びます。
認定校RYSはRYTヨガインストラクター資格RYT200を提供できるスクールとなります。
200、300、500と数字がありますがアルファベットの後の数字は時間数です。
時間数が多ければそれだけの時間、ヨガインストラクターのための学びをしたということになります。
200はヨガインストラクターとして指導できる基礎。
300はよりプロフェッショナル講師RYT500 となるために専門性を高める学びを300時間修了。
500は200時間の基礎と300時間の専門的学び修了したプロフェッショナル講師。
全米ヨガアライアンスは「ヨガインストラクターの一定のスキルを維持する」ために
厳しい審査基準を設けています。
その基準を満たしたRYS(認定スクール)のみがRYT200ヨガインストラクターを育成することができ、RYT200を提供出来る認定校となります。
全米ヨガアライアンス認定インストラクター称号
RYT200Ⓡ(RYTS200で200時間基礎を学んだ講師)
E-RYT200Ⓡ(RYT200修了後2年経過1000時間以上の指導時間)
RYT500Ⓡ(RYS300で専門知識をを学んだプロフェッショナル講師)
E-RYT500Ⓡ(RYT500取得から500時間以上の指導時間を持つ最高位の講師)
RPYTⓇ(マタニティーヨガ資格)
RCYTⓇ(キッズヨガ資格)
YACEPⓇ(継続教育プロバイダー)
RYT200は認定校RYS200でしか学べない資格
RYT200は全米ヨガアライアンスの認定スクールRYS200でしか学ぶことができません。
厳しい基準を満たした認定スクールで学ぶからこそ世界で通用するヨガインストラクターとなることができます。
認定スクールRYSもまた全米ヨガアライアンスの厳しい基準が定めれており
テキストの内容が全米ヨガアライアンスの基準に沿っているのか、
各ポリシーの提出、
各カリキュラムの提出、
授業内容の提出
テスト内容の提出など
厳しい審査を通過し認定されたスクールのみRYSとなれます。
全米ヨガアライアンスRYT200の基準とは
2017年に大きな改定があり全てのRYS200(認定校)は2023年までに
新カリキュラムへの移行が義務化されています。
ここでは新カリキュラムの内容を記載します。
RUCは新カリキュラムでの授業を行っている認定スクールRYSです。
RYT200の内容や時間数には規定がある
全米ヨガアライアンスでは各資格について基準を設けているため
RYT200も何をどの位学び実習するのかが決まっています。
旧カリキュラムから新カリキュラムに移行できていないスクールは
2023年以降RYT200を提供できません。
レッスンを安全に提供するため全米ヨガアライアンス認定校(RYS200)で
RYT200ヨガインストラクターになるための学び、
アサナ(ポーズ)解剖学、哲学、教授法、実習など200時間の課程を修了します。
スクールで修了証をもらったらRYT200?
RYT200を修了し修了証をもらったら誰でも自由にRYT200を名乗れるのではありません。
全米ヨガアライアンス認定のRYT200ヨガインストラクターになるためには
全米ヨガアライアンスの一員になるために申請登録が必要です。
下記の手順が必要となります。
RYS200で講座修了後、全米ヨガヨガアライアンスのHPから登録するために参加(join)します。
申請者(自分)の名前、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード入力し
自分のダッシュボードを作る準備をします。
修了したスクールを選び、入学日、修了日を記入し、修了証をアップデートします。
修了証をアップデートすると卒業したスクールに全米ヨガアライアンスからメールが届きます。
スクールが生徒の修了証を確認し承認すると申請者(自分)に全米ヨガアライアンスから
メールが届きます。
登録料50ドル
更新料65ドル
計115ドルを支払いすると申請者(自分)のダッシュボードができます。
卒業したスクールのレビューを記載(日本語でOK)し、登録完了となります。
登録が完了すると全米ヨガアライアンスHPのトップページから自分を検索することもできます。
これで全米ヨガアライアンスRYT200ヨガインストラクターとして
これから活動していくための準備が完了しました。
私は全米ヨガアライアンスRYT200ヨガインストラクターですと名乗りレッスンができ、
履歴書に書ける資格となります。
※注意
スクールを卒業したらスクールが全米ヨガアライアンスに申請をしてくるのではありません。
登録料・年間費は自身で支払いしますので登録・申請は自分でします。
登録の代行をしてくれるスクールもありますがスクールがレビューを書くことになりますのでレビューは自身で記入することをお勧めします。
RYT200は更新があります
1年ごとの年間費65ドル
毎年、自分がRYT200を登録した日が更新日となります。更新1ヶ月前くらいに全米ヨガアライアンスからメールでお知らせが届きます。登録日より前に更新料を支払いしても登録日は変わりません。
3年ごとの更新(更新料は毎年の更新料のみです)
RYT200維持し学び続けていることを証明するために3年毎の更新があります。
1、CE(継続教育)を30時間
YACEP(ヨガアライアンス継続教育プロバイダー)から学ぶ。複数受講で計30時間になればOKです。
(講座を受ける受講料がかかります)
2、指導時間45時間以上
3年間の間に45時間以上のレッスンを提供する。
自身のダッシュボードに指導時間を記入する必要があります。
この2つが3年毎の更新の条件となります。
RYT200になったら指導時間を記入しよう
全米ヨガアライアンスでは何年、何人指導したかではなく、
何時間指導したかで指導スキルを見える化しています。
例えば指導歴15年としていても1年に1回のレッスンでは15回しか
レッスンしていないことになります。
何千人指導も同様で、1回に100人レッスンを10回したら1000人ですがレッスンは
10回しかしていないことになります。
パイロットが飛行時間で示すように、ヨガインストラクターも指導時間でスキルを示します。
自分のダッシュボードには指導時間を記入する所がありますので最初は0時間ですが
コツコツとレッスンした時間を記入していくといずれ自分の指導時間が増え見えるスキルとなります。
全米ヨガアライアンスに「登録して」はじめて名乗れる資格がRYT200です。
スクールからRYT200や全米ヨガアライアンスの仕組みについて詳しく説明されていない修了生が日本では多くいます。
登録しても意味がないと言われてしまうこともあるようですがとても残念なことです。
全米ヨガアライアンスは修了生に全米ヨガアライアンスの登録更新についても説明するようスクールに求めています。
登録は任意ですがアライアンスの仕組み・登録・更新について説明をしっかり聞いた上で登録をする・しないを自身で決めることをお勧めします。
RYT200は商標登録®️
多くの方が登録せずRYT200修了とプロフィールに記載していますが
「RYT200」明記することは厳密にいうと登録していないと使えません。
なぜなら全米ヨガアライアンスのRYTには®️がついています。
®️は国際商標、全米ヨガアライアンス認定校RYSを修了し、全米ヨガアライアンスに登録、更新をしているインストラクターが名乗れる資格がRYT200®なのです。
国際ライセンスともいう位置付けと考えれば®️がついているのは当然のことです。
RYT200を学ぶ事は誰にでもできますがRYTと名乗るには登録していることが必須となります。
RYT200「保持」と「修了」何が違うの?
RYT200と記載したいけど登録はしていない場合、RYT修了とする方が多く
登録している方は保持と記載している方が多いようです、
しかし、前述にもあるように商標登録®️資格です。スクールでもし登録について教えてもらっていないとしてもⓇがついていることを考慮することが必要です。
全米ヨガアライアンスの登録していない場合は
「○○スクールヨガ指導者養成講座200時間修了」と記載するのが商標Ⓡを侵害しない記載方法になります。
RYT200更新しなかったどうなる?資格剥奪?
いえ、更新していない期間があっても再度、更新料を支払う事で自分のダッシュボードは復活します。
しかし、3年ごとには継続教育を受けること、45時間以上レッスン提供をしていることが3年毎の更新の条件となりますので継続教育を30時間受ける、レッスン提供を45時間以上している必要があります。
30時間の継続教育を受け、45時間のレッスン提供が完了した時点で更新可能となります。
あくまで登録、更新も任意です。更新時がきたら更新料が自動引き落としされることはありません。
RUCが全米ヨガアライアンスに登録をすすめる理由
RYT200を修了してからがヨガインストラクターとしてのスタートとなります。
全米ヨガアライアンスに登録することで自分を知ってもらうこともできます。
・「私は全米ヨガアライアンス認定インストラクターである」と自信をもって勤め先、お客様に言うためにもにも登録を勧めています。
・指導時間と教育時間を記入
全米ヨガアライアンスの自身のダッシュボードには
自分が指導した時間と教育を受けた時間を記載するところがあります。
スキルが見える化されるために時間の記入は定期的に行いましょう。
・ステップアップすることでできることも
E-RYT200になるとYACEP(ヨガアライアンス継続教育プロバイダー)になることができます。
E-RYT200になるためにはRYT200を修了後、2年の経過・1000時間以上の指導時間が必要です。
E-RYT200になるためには年数と指導時間が必要ですが別途登録料はかかりません。
最初は遠い道のりのように感じますが全米ヨガアライアンスでは指導時間を重ねていくことでヨガインストラクターとしてステップアップしていけるシステムになっています。
YACEPになると継続教育プロバイダーとしての講座WSなどを開催することができます。
RYT・E-RYT全員が3年毎にCE(継続教育)を受ける必要があるため講座やWSを開催して更新のサポートをすることができます。
YACEPはRYTの年間費の他、YACEPとしての年間費が20ドルかかります。
・300時間を学びさらにプロフェッショナル講師へ
RYT200修了後RYS300で300時間の学びをすることでRYT500となります。RYT500はプロフェッショナル講師の称号です。さらなる高みを目指した証となります。日本ではまだ取得者が少ない称号です。
・E-RYT500
全米ヨガアライアンスのRYT最高位です。
RYT200→E-RYT200 300取得 RYT500→E-RYT500となります。
E-RYT500になるとRYSのリードトレーナーとして育成講師になることもできます。
このように全米ヨガアライアンスについて正しく知らないと
RYT200のスクールを卒業することで私はRYT200だと思ってしまいます。
しかしRYT200となるには修了証を全米ヨガアライアンスに申請してスクールに承認してもらい登録料と年間費を払いはじめてRYT200となるのです。
正しく知ることはとても大切なことです。
全米ヨガアライアンスはRYT取得者、誰でも平等にスキルアップすることができなりたい自分を応援してくれるのです。
RYT200は取得して終わりでなく学び続けることが大切
RYT200を取得して満足してしまったり、ヨガインストラクターになっても学びを続けていないと
「それなり」で終わってしまします。ヨガは学び続けるもので「ここでOK」ではありません。
日々、気づきと学びの連続です。
学ぶことは学びにお金をかけることだけでは決してなく
毎日、日々の生活の中にヨガがあり
季節の移ろい、ライフステージの変化、人間関係、ヨガレッスンの中で生徒さんから学ぶこと。
沢山のヨガがあります。
本を読む、講座を受けことも大切ですがヨガは私たちのすぐそばにいつでもあるのです。
マットの上のヨガだけでなく、マットの外のヨガが大切。
On the mat,Off the mat of yoga
ヨガは自分から離れなければ「一生学ぶこと」が出来、人生を豊かにハッピーにしてくれるツールです。
そのスタートともいえるRYT200は
あなたを素敵なヨガの旅に導く第1歩となります。
RYT200が素敵なヨガの旅路となりますように。
Om Shanti.
アールユーシーヨガアカデミー
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ヨガ資格RYT
全米ヨガアライアンス認定校
RUC
アールユーシーヨガアカデミー
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